通勤中に読んだ小説

最近、通勤中に小説を読んでます。読んだ本をメモ。

もう誘拐なんてしない (文春文庫)

もう誘拐なんてしない (文春文庫)


ただのギャグコミカル小説かと思えば一転、シリアスな展開に。でもギャグコミカル小説。
テンポよい小説で読みやすかったです。
電車で読んでて、吹き出しそうになるので注意。

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)


短編小説集。それぞれのキャラに個性があり、読んでて楽しかったです。


本当はアニメのDVDをずっと見たかったシリーズなんですが、本屋でたまたま見つけ購入してしまいました。

本の検閲を行うメディア良化委員会と、検閲に対抗するため作られた図書隊の抗争。メディア良化委員会は差別用語が一つあるだけで、人権侵害を盾に検閲を行い出版を差し止め、回収します。図書隊は検閲対象の図書を守り、図書館に保管し市民に提供するため、メディア良化委員会と戦います。

その一方で図書隊に所属するハチャメチャ主人公の恋愛ドラマもあり、著者も言うように「連ドラ」のような展開でテンポよく読み進められます。全4冊を1ヶ月くらいで読み終えました。国語が苦手な私でも描写が理解しやすく、面白かったです。


レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)

図書館内乱で登場する本が実際に出版されました。買った本屋さんでは「夏の小説?」ランキングで2位でした。主人公が中学生の頃衝撃を受けた本があり、社会人なってその批評が気になりネットで探したところ、あるブログにたどり着きます。その解釈の仕方に興味を持った主人公がブログ管理人にメールを送るところがスタート。正直、主人公の関西弁が苦手でしたが、話の内容は面白かったです。2塁打ナナコが好きです。主人公が恋する女の子も好きです。ただ主人公がモテすぎです。