研究とはなんなんだ?と問いかける

時期的に卒論関係のホットエントリが多いですね。
思うところは多々あるのですが、なかなか言語化できないのが自分の弱いところ。
今回は今の思いを考えもなく書いてみます。

とりあえず今の自分が言えることは
「卒論を書いて、初めて研究のスタートラインに立った」
と思えたということ。


研究、先生のしたいことすること、を実装しまとめて卒論を書いた。
修士論文に向けて自分のしたいことを考え直したり、卒論はなんだったんだろう?研究ってなんだろう?


と考えることでやっとうっすら見えてきた感じ。


価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習


自分はどちらかというとここで言われてるような学生だと自負している。
失敗は怖いし、怒られたくないし、自分の意見なんてたいしたことないと思ってるし、他人の目は気になる。


でも最近id:next49さんが紹介しているリストマニア
Amazon.co.jp: 研究スタイルについてネットでいろいろ探す前に読む本
から本をいくつか買って読んでみたり、色んな名言等を咀嚼するうちに
ようやく研究の失敗は誰かのためになっていたり、そこから次のアイディアが生まれる、可能性なんだなとようやく気づき始めてきた。


そいうのが分かってくると後は自分の意見を持って述べるのが自分の課題だと分かる。
自分の意見を自信を持って言う。で、失敗は受け入れる。そうすれば次のアイディアが生まれる。好循環。

就活でも自信を持って意見を言うというのがちょっと弱いので今は凄い意識してます。
元来の自分は「正解が分からないのは答えられない」というほんとうに上のエントリで出てた人だったので読んでて背筋がピンとなりました。


ああ、そうやって考えてみるとある意味自分が修士に進んだのはムダじゃなかったんだなあ。
足りないところが分かって修正しようとしている。書いてて気づいたw